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竜馬自筆の手紙見つかる=後藤象二郎あて下書き―大政奉還諮問の日付・高知(時事通信)

 大政奉還建白書をめぐって、坂本竜馬が土佐藩の家老後藤象二郎を激励するため慶応3年(1867年)に送った有名な手紙の下書きが、15日までに高知県の民家で見つかった。実際に後藤に送った手紙の写真は知られているが、自筆の下書きが見つかったのは初めて。
 書き損じたため下書きとして残ったとみられ、高知県立坂本竜馬記念館の前田由紀枝学芸主任は「大政奉還という大事を前にした竜馬の心の揺れが読み取れる、非常に面白い史料」と話している。
 手紙は、将軍徳川慶喜が大政奉還を各藩に諮問した1867年10月13日付で、縦約20センチ、横72センチ。決死の覚悟で登城した後藤を激励し、「後藤の下城がないときは、将軍が参内する道路で海援隊と待ち受け、不倶戴天の敵を討ち取る。地下で面会しよう」などと過激な内容が書かれている。
 実際に出した手紙と内容に大きな違いはないが、下書きでは結句が「謹言」(実際の手紙では「誠恐誠懼」)、署名が「坂本直柔」(「竜馬」)と違っているほか、「後藤先生」を「後藤生生」と書き間違えて余白に「先」と書き直している。また最後の部分には、「参政(後藤)登城の時、つかはしたる草案にて候」との説明が書かれた別の紙が張り付けてあった。
 手紙は、同県いの町の無職南道さん(86)宅で見つかった。南さんの祖父が知人から譲り受けたという。南さんは同記念館に寄託する考えで、7月17日から開かれる企画展で展示される。 

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